人間ってなんで生きてるんだろう、なんて堂堂巡りの原点に返るような疑問の答えを探してみたけど、やっぱり人間が生きていくべき理由が見当たらなかった。楽しいことがありそうだから?好奇心?探究心?

 

生まれちゃったから、死にたくないから、仕方なく生きていくしかないんです。

でも時々(結構頻繁に)死ぬことよりも苦しむことのほうが辛いし怖いときだってある。

 

人間は本当に失敗作だと思う。個人とかじゃなくて、そのものが。

神さまが駄作を創ったのか、進化の仕方を間違えてきたのかは知らないけれど、いないほうが世界は平和だし、環境にもいいし、そっちのほうが絶対いいのにね。この世の中で異質なのは人間だとしか思えない。或いは人間が生み出すもの。世界の毒だ。

もちろん私もそうだ。けれど人間の創ったものの中から出ていくことはできない。やっぱり怖いもの。所詮人間だから、小さいことを考えながら過ごす。自然は壮大だから。全部小さいんだ。毒だと思ったけれど、本当は相手にもされてないのか。人間って自然と戦ってるのか。地球もいつか爆発するのか。どこかに地球みたいな星があるのか。何処からきて、何処へいくのか。人間をすることは長い一生のほんの一部なんじゃないのか。私は次は木になって、人間の頃よりずっと長く生きて、切られて家になる。

 

残念なのは人間のいなくなった世界を人間のままでは見ることができないということ。

木に目はないしね。

 

命が地球限定ではなかったら、どこか遠くの星に生まれることもあるかもしれない。どこか遠くの星が私たちのいうあの世なのかもしれない。

生まれ変わりより、テレポーテーションのほうがよっぽど非現実的だ。

死んで生まれるっていうのはテレポーテーションみたいだ。