誰かの慰めも皮肉に聞こえてしまうんだ

きっと同調されるだろうと思って吐いた自虐が、逆に慰められてしまって戸惑う。ああ、うん、ありがとう。でも本当は、全くその通りだ、お前は駄目だった、と言われると思っていたし、そう言われることを望んでもいた。僕らは僕らなりに頑張ったと言われて、どうして私は惨めになってしまったんだろう。皮肉に聞こえたからか。それとも本当は、彼が言った言葉は彼が言われたかった言葉で、私が言うべき言葉ったんだろうか。

支離滅裂な文章を組み立てて、もはや日本語ではなくなった。
「いったい私は何が言いたいのでしょう」ごめんね、わからないや。

エンジンをかけた車のナビにメリークリスマスと呟かれる。何がメリークリスマスだ。明日も学校だ。

明日地球が爆発しますように

落ち込んでることが誰にもバレてないといい
弱ってる自分を誰かに見せるわけにはいかない
そんな風に思われたくない
とくにここの人たちには

でもどうしよ、うまく笑えない
びっくりするよ。笑うのってこんなに難しかったっけ。

こんなに弱いはずないのになあ。いつもだったら1時間経ったらなおるのに。

なんであんなこと言っちゃったんだろ
いつか楽しい日がくることが信じられない

今週生きて終われるのかなあ。わりと真剣に考えてる。

わがままの洪水

寝たら明日が来るから、それが怖くて眠れない。
寝なくても朝は来るのに。

でも眠い。なんということ。

忙しすぎて死にそう。
来週あたり死んでるんじゃないかな。
願ったり叶ったり。

生きるのって本当に大変だ。
ここは私のいるべき場所じゃない。

誰か私の話を聞いてよ。
慰めも励ましもいらないから、ただ、そうだね、そうなんだね、って聞いてよ。

つらいよ。

足が歩いてる

息もできない12月。霧が甘くて肩に力が入る。

「とーとさんの手はいつも冷たくて気持ちいいのに、今日は冷たくない」
そうか、私の手は冷たいほうがいいのか。

耳の奥で金属の音がする。

それの解決策は全く知らない、という相談事をされる。
でもきっと相談されることはいいことだから、力になろうと思うこともいいことだ。
私も誰かに相談できるようにならないといけない。

「とーとさんてこんな顔して毒吐くんですよ」
「知ってる」
きっと褒められてるに違いない。

どれだけ頑張っても相容れない人もいる。

この痛みを形に例えると楕円のように緩やかな鉛色。

悪い噂ばかりが聞こえる。
噂ってだいたいそうだ。そしてだいたい噂の2/3は嘘だ。

解決策が全く見当たらない。

東急ハンズで見た出川さんのカレンダーが面白くて、なんとなく今日1日の価値になる。

みんな今何してるだろう。
そんなことを考えて、ただ焦るだけ焦って、結局何もしないのは私の業だ。
明日こそ。

誰も彼もおんなじことを思ってるから恥ずかしくなる。

行ってらっしゃい

旅に出たい、どこか遠くへ行きたい、とは誰もが思っていて何処にでも転がっている。
私は私から離れるまで、何処へ行ったってずっと遠くに行きたいと思ってるに違いない。
遠くっていうのはそういうところ。私が私じゃなくなるところ。

くしゃみが止まらない。

地獄に片足を突っ込んでいる。これからこの地獄を歩いていく。

誰かの大事な人を傷つけてしまったみたいな気持ちの悪さ。
誰かの大事な人を傷つけることで、その誰かも傷つけた。

いろんなことに気づいてしまった。
ゆっくり殺されるみたいな恐怖感。
生きているから仕方がない。

惰性で生きていけたらいいけれど、
1年後まだここにいられたらいいけれど。

似たような顔ばかりを見ている。
似たような感情ばかりを集めてる。
でも全然違うことに気づいて、ときどき戸惑ってしまう。

慣れない人に慣れないびっくりマークを使う。
自分が自分じゃなくなる。でも何処にも行けない。
遠くなんて何処にもない。

眠ってご飯を食べて、心臓が動いてるだけで十分じゃないか。