今月読んだ本は4冊。

これからは、暇だから本を読もう、というのではなく、あえて読書のために時間を作らなければならない。読書家の人はそうなんでしょう。速読は無理だからゆっくり読むよ。

 

営繕かるかや怪異譚

営繕かるかや怪異譚

 

さすが安定の小野さん。心霊ホラーはやっぱりこの人がいい。

「営繕かるかや」はひっそりした怖さ。正体不明の恐怖。こういう怖さが好きだな私は。

「緑の我が家」は怖いのあり感動あり。

ももっと怖いのが読みたい。

後ろに誰かいるかも、と思って頑張って振り返ってみても誰もいないような身に染みる怖さ。ここでジェイソンとかいたらそれは違う。ジャパニーズホラーと違う。と思うわけ。いや、そういうのもあるけど。もちろんびっくりするけど。びっくりする恐怖ってしんどいよね。

 

視線を感じるときはだいたい誰かに見られる。誰もいないのに感じるときも見えない誰かに見られてる。という話を聞いたことがあるけれど、視線を感じたことってありますか。いいえ。

 

エルサレムから来た悪魔 上 (創元推理文庫)

エルサレムから来た悪魔 上 (創元推理文庫)

 
エルサレムから来た悪魔 下 (創元推理文庫)

エルサレムから来た悪魔 下 (創元推理文庫)

 

 思ってたよりずっと昔が舞台だった。でもやっぱ歴史ミステリ好きです。

アデリアの考えが徐々に変化していくのが人間らしくて主人公として好感が持てる。

シリーズだから次も読もーう。