人間を休む日

どうしても人間でいることが困難な日がある。それが今日だ。朝起きた瞬間からもう疲労困憊だった。1階よりも下にある2階をずっと探し回る夢を見ていた。
やる気が出ない。体を動かすのさえ、何かを考えるのでさえ億劫だ。好きな人への返信もできない。
私が存在しているのかわからない。存在していることを知っている人がいないかもしれない。誰とも繋がりを感じられない。こんな日はもう、人間でいる必要はない。


それでも最低限のことだけはする。

PDFデータをコンビニに印刷に行ったのに、買い物だけしてコピーはせずに帰ってきた。

溜め込んだ、無職にはあまりにも高すぎる税金を払ってお財布の中が空っぽになった。

明日のバイトで使うのに、駆血帯がないことに夜になって気がついた。

全部私の過失や責任であるから、もちろん私のせいだけれど、私のせいだから。つらい。今日の私は人間じゃないのに、人間らしいことをしようとして余計に疲れた。

本当にぽんこつ過ぎて嫌になる。
明日は人間に戻れますように。