紙より軽くて地球より重い

何者にもなれない苦しみを感じている。「あなたはあなた、私は私」とは言うものの、私以外にはなれないのだから当然だ。私以外なれるのなら、なんでも差し出すのに。

誰にも会いたくないのに、ひとりでいるのは嫌だという、どう処理していいかわからない感情に途方に暮れている。何もかもを失う予感に耐えられない。
私には何もないというのに。
そろそろ本格的に生きることが困難なのではないかと思い始めている。どうしてももうやめたい。終わらせたい。
誰かに優しくされたら涙が出るかもしれない。


一番仲良くしてくれてる友人が、優先順位の一番は私だと言ってくれたから、今はそれだけでなんとか生きている。かろうじて。