映画メモ

7月以降に見た映画たち。
ネタバレしてます。


裏切られるだろうとは思っていたけど、こういう裏切り方か。でも家具は本物だったの?
というか、ジェフリー・ラッシュ氏が演じるオールドマンが相棒の伊丹刑事にそっくりで笑ってしまった。
終わってしまうひとときの夢ならば、最初からない方がよい。


ひとりの人生を描くには2時間では短すぎる。否めないダイジェスト感。あっという間に月日が流れた。イギリス中ではるを探したシーンも見たかったし、龍馬の死を受け止める過程もあっただろうし、とよこと家族になった経緯も知りたかった。
なんなら登場人物それぞれの人生が知りたかった。出来事ばかりに焦点が当たって、登場人物たちの気持ちはあまり描かれていなかったように思う。表情や行動から読み取れと。想像するか、しないか。
最期はありきたりだけれど、最近の私は感動ものならなんでも泣くから、もちろん泣いた。涙二筋くらい。
こういうの、今の世の中にはないよなあ。世界を変えてやろう、日本を守りたい。命を懸けて何をするのか。何をするために命を懸けるか。この時代だからこその生きざまのようなものを見た。


わりとぶっ飛んだ話だった。私には受け入れがたいストーリーというか設定というか。端的に言ったらだからなに?みたいな感想。映像は綺麗。結局先生はどうなったの?どうにもなってないの?うーん?


二十年もひとつのことを続けられる人生っていいな。
二十年も同じ方向を向いていられる同士っていいな。


「自分の気持ちなのに、わからないことがたくさんある」

途中「私なに見せられてんのこれ?」と思った。
真実が晒されていく過程と、最後に環菜の本心が語られてめでたしめでたし。
私が疑問に思うのは、どうして自分の傷を他人に知ってもらう必要があるの?ということ。どうして隠してちゃだめなの?と。それは置いといて。
本当は、環菜が無罪になって全部演技だったんだよ!本当のことなんて誰にも教えないよ!なんていう嫌ミス展開を期待してた。そこから視聴者が真実の選別をしていくものだと。全然違ったけど。途中北川景子さんの顔がものすごく怖かった。芳根さんの泣き顔はとてもきれい。板尾さんの目は清々しいくらい怖い!
あれだけ本心を語ってたってことは、やっぱりゆうじ君が初恋だったのかな。


小泉今日子は本当にこういう役が似合う。こんな人になりたいし、こんな友だちがほしい。やっぱり持つべきものは同性の友だなって思った!
終わり方も良し。お料理もおいしそう。肉じゃが。


確かに予備知識ゼロで見たけど、こんなにファンタジーというか現実離れした話だとは思わなかった。どちらかというとガチガチのコメディかと。まさかゾンビとは。
で、テロの真犯人は誰だったの。



その他、マスカレードナイトを映画館に見に行った。安定の面白さ。本当にいろんな人がいる。映画だから?
私の癖でもあるのだけど、映画館で一回観たあとに、すべての内容を把握してからもう一度観たくなる。きっと違った見方ができる。けれど映画館で観るには贅沢すぎるからたまーにしかしない。本当は時間が経つと気持ちも薄れるんだけど。気持ちや感想が新鮮なまま2度観したい。