対岸の火事

なんとなく激務の山は乗り越えたのか。今月に入ってから休んでいる気がしない。先輩に「わたし毎日会社いるんで」と宣言して笑い合ったけれど、日を追う毎に「ほんとに毎日いるじゃん」という先輩の苦笑に変わった。「顔を見ると安心するよ」と言ってくれたことがあって、この人からはおそらく悪くは思われていないだろうなあ、なんてぼんやり自惚れていたりもする。優しい人だから誰にでも言っているかもしれないけれど。違う先輩に「やっと休みです」と報告したら頭を撫でてもらえた。何歳になっても嬉しいものだ。どちらの先輩も女性です。

まだまだしなくてはいけないことは山積みでも、ひとまず一段落。すべてがいつかは確実に終わるということは救いである。歩いていればたどり着くし、生きていれば過ぎていく。スピッツの三日月ロックは心の支え。
けれども今月末に望まない研修が入っていて、それを越えるまでは安心できない。来月こそは私に平穏を。

「心を亡くすと書いて忙しいって読むんですよ」と教えられて、なるほどと思った。心が亡くなるほど忙しかった。夢の中でも働いている。いっそ倒れられたらなんて思うけれど、身も心もそこそこ丈夫だからそんな気配はない。働きだしたら意外といけるものだ。仕事してたら不安も悩みも二の次になるから、多忙もある意味ではいいのかもしれない。いいや、多忙が悩みのひとつなんだった。

放っておいたら誰かがしてくれるかもしれない。明日にまわすことができるかもしれない。けれど結局誰かがしなければいけないのだ。私がすればいいのだ。口よりも体を動かしたい。君の愚痴には構ってられない。今はとにかく時間が惜しい。

けれどひとやま越えて今はハッピーだから、この余韻にしばらく浸ろうと思う。1日半くらい。
この前、一目惚れして20,000円の革靴を買っちゃったけれど一切の悔いなし。満足感しかない。どこに履いて行こう。服買いに行こう~。散財が過ぎるけれど、頑張ってるからいいや。誰も褒めてくれないし。

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またハイキングでも行こうと模索中。誘ってくれたら、よっぽどでなければ断らない。少人数限定で。自然とふれあってるときが癒し。ほどよい疲労も仕事後のものとは別もの。けれど予報は雨。お茶に予定を変更するか。