生きていたくはないと思っているけれど、生きるか死ぬか選んでその通りにしろと言われたら、死ぬほど悩んで結局生きるんだろう。
別に死にたいわけではないけれど、生きることになんの希望も持っていない人と話してみたい。みんな惰性で生きている。
クローゼットの上の物を取ろうと思って、折りたたみの丸いすの上で背伸びをしたらひっくり返っていすの上に落ちた。激痛の中、絶対にやめてやると思った。何を、とは思わなかったけれど、私はいつかやめてやる。
いすは歪んだし、お尻のまわりは痣だらけ。声も出なかった。ただ、ひとりだと思った。
痛いのは我慢しない。私にはロキソニンがある。
辛いことはどうしようもない。
誰にでもあるし、私だけではないし、なんて思ってもなんの慰めにもならない。
できるだけ穏やかでいよう。