映画「来る」を観てきました。
クリスマスとか関係ない。クリスマスと私が関係していたことは今まで一度だってない。
映画館は音がよすぎて癖になる。松たか子の声のよさ。黒木華のかわいさ。光の当て方とか、天才ですか。
そんなにないけど、少しは中身に触れるかも。
思っていたホラーではなかった。さすがエンターテインメントホラー。エンターテインメントを付ければ、もうなんでもありなの。でも観てよかったと思えるくらいには面白かった。
思っていたのはジャパニーズホラー。精神的にじわじわくる恐怖みたいな。違ったけれど。
ずいぶん破天荒な話だった。人がバッタバッタ死んじゃう。けっこう容赦ない。もうファンタジーですか。アメリカンホラーですか。スプラッタですか。でもちゃんと怖かった。松たか子の声が怖さを助長してた。
人間て、こういうのあるよなあ、とか。ちゃんと人間性も描かれてると思った。裏表とか。穢いなあ、人間て。やんなっちゃう。
でも、真相はわからず。結局「あれ」の根源は何だったのかって。私は失踪した彼女がかえってきたんだと思ったんだけれど。解釈は個人の自由ですね。
DVDレンタル開始したら、もう1回くらいは観たいかなあ。でもホラーは部屋でぼっちで観るより、映画館で知らない人でも同じ空間に誰かが一緒にいて観るに限る。
年末年始、何観ようかなあ。