元気は出るまで出さなくていい

「ぶつかって、話し合って、わかり合った方がいい」らしい。その考え方が私にはわからない。私は残念ながらことごとく少数派で生きてきた。みんながいいと言うことに共感できなかったり、私の気持ちを誰も理解してくれなかったり。それが普通なんだ。わかり合えたことなんて一度もない。ぶつかったって、話し合ったって、わかり合えないものはわかり合えない。

ぶつからなくたって、話し合わなくたって、わかり合えてなくても、それでもいいという関係があるものだ。私たちはこれでいいんだ。一方向からしか見てないような意見を押しつけられるのは不愉快だ。だいたいわかり合うってなんだ。この人はこういう人なんだって、そんなことはもう3年目の付き合いなんだからある程度わかるだろう。


さもそれが当然だという風に言われて私は途方に暮れてしまう。

きっと多数派が概念というものを作ってるんだろう。