駆ける9月

宅建設予定地の区切られた四角を見ながら、この空間にひとつの家族が暮らすことになるのだと思ったら奇妙な気持ちになった。そこはとても数人の人が共に暮らしていけるような広さがあるとは思えなかった。

困難をひとつ乗り越えた。けれど少しも強くはならない。

毎日、自分の言葉に後悔している。
人生の大先輩が「言葉は一生残るから、気をつけて使うんだよ」と言っていた。
まったくその通りだし、私も、私の周りの人たちも気をつけるべきだ。

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過去というのは幽霊みたいなものだ。

昨日がもう一度あればいいのに。