まったくもって不変

誰に何言われてもあんまり気にしたり、傷ついたりしないでしょ? と、言われる。
これは罵られてるのか。
相手にそんなつもりはないと思うけれど。あの人は傷つきやすい人だから。
ただ言外に「他人を軽んじている」というニュアンスが含まれている気がした。

私が誰に何言われても平気なのは環境を大事にしていないからだ。
壊れてもいいし、なくしてもいい。私が直接手を下しさえしなければ。

きっと大事な人に言われたらしっかり傷つくし、気にもする。
でも今はよくわからない。可愛げのない人間だ。

結局のところ、私の世界は私がいなければ成立しない。私は私のいない世界では存在できないし、私が死ぬときは私の世界も死ぬのだ。時は止まらないのに、私はいずれ止まってしまう。
世界とか命っていうのは本当に不思議だ。

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一応ちゃんとした夏休み中なのに学校に行く。行くまでは本当に嫌で嫌で仕方がないのに、行ってからみんなに会うとちょっと楽しい。それが悔しい。「何馴染んじゃってんの。似合わないよ」って自分の中から声がする。知ってるんだよ、そんなこと。