誰かの助けが必要だけど、それは誰でもいいってわけじゃない

どうしようもなく寂しいけれど、誰かにそばにいてもらいたいわけじゃない。
どうしようもなく寂しい人がいたとして、私がその人を抱きしめたって何も変わらない。
鍵と鍵穴の関係みたいに、その寂しさを和らげるには、それにぴったり当てはまる何かが必要なのだ。
でもそれは、すぐに見つかったりはしない。
私はどうしようもなく寂しいし悲しいけれど、どうすればこれが片付くのかさっぱりわからない。
誰かが私を抱きしめたって何も変わらない。
それはきっとぴったり当てはまってはくれないだろうから。
誰もいないし、何もないんだ。
自分でなんとかするしかないんだ。
今はただ、耐えて通り過ぎるのを待つしかない。

つかの間、明日は晴れるから、桜並木の散歩に行こう。
ところで私は彼女を散歩に誘ったし、彼女も快く受け入れてくれたし、しかし桜はあまり咲いていなかった。

明日は朝から速攻返さなければならないDVDを返して、もう二度と行かないと誓っていたショッピングモールに買い物に行って、なんとか午前中には帰ってきて、洗濯乾燥をしてる間にDVDを観て、夕方に散歩へ行こう。
ひとりで音楽を聴きながら、桜並木を歩く。
なんと素晴らしい休日なのだろう。
テストなんて知らない。

先生と前期の面談をした。先生も大変である。担任が学生一人ずつと面談するのだ。
みんなそれなりに悩みを打ち明けている様子。先生も真摯に対応してくてれている。もちろん私も正直に話した。
「人間関係で悩んでることはとくにないです。悩んでるとすると勉強面だけです」
私は本当に人間関係では悩んでいない。先生からも「いい距離の取り方してるよね」や「性格がさっぱりしてるからかな」などと言われました。勉強については勉強するしかないのだと言われました、当然ですね。
たぶんこの場所は私にとって重要な場所ではないのだ。だからこの場所についての悩みは少ないのだと思う。ここからいなくならなければならない事態になったとしても私にはなんの未練もない。ここに私の守るものは自分の未来以外にはないのだ。
大事なものはひとつもない。寂しい。
でもだから悩むとすれば未来のことだ。勉強だって結局未来のための勉強だ。だから私を大いに悩ます。好きじゃないもののために悩むのは苦しい。

相変わらず毎日楽しくないし、生きてることは苦しいけれど、なんとか毎日頑張って生きてます。
いつか楽しい毎日になりますように。

セブンイレブンの煮卵が美味しい。