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スティーブンキング入門のつもりで読んだ。

これに収録されてる「スニーカー」が面白そうだと思った。でも、でも違う。ジョージ・R・R・マーティンの「皮剥ぎ人」がすごく良かった。中編(短めの長編)なのだけれど、良すぎて他の収録作品の内容はほとんど忘れてしまうくらい。キングは私には合わないかもな、という感想が少し残っただけ。初見のこのマーティンという人は調べてみたらSF作家さんらしい。SF、まずSFがなんなのかわからない。ファンタジーとは違うものなのか。というかこの「皮剥ぎ人」がSF作品なのかどうかが私には判断できない。宇宙とかロボットとかは出てこない(私のSFのイメージ)。ただすごく良かった。何度も言うけど。勝手に頭がこの話に戻ってくる。比喩だけど、魂が震えた。価値観が大きく変わったとか、私の人生を変えたとかそんな大袈裟なことは何もない。しかしまだ1月だけれどもうこの本、この話が今年の一番なんじゃないかな とほとんど確信してる。読めて嬉しい、出会ってくれてありがとう。もしもこれ以上の本に出会えたらそれはそれで素晴らしいこと。できることなら(皮剥ぎ人の)内容を全て忘れて何も知らない状態でもう一回最初から読みたい。と思ってるのと同じくらい少しも忘れたくないとも思ってる。

ちょっと霞んでしまったけれど、ダンシモンズの「イヴァソンの穴」も良かった。