読書めも。
お久しぶりに読書めも。ネタバレ考慮してないのでご注意を。
- 作者: 三津田信三
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あと、謎なのは百々山の神様と影の関係は?神様の呪いだったの?別物だったの?なんで福岡までついてきちゃったの?私には謎が解決できない。というか扇婆どうやって生きてるのよ。謎、謎、謎。
でもやっぱホラーは面白い。
桃子の家族はどうなったんだろう。幸平はどんな人生を送ってきたんだろう。その人たちの人生が気になる。なんだかやるせない。
- 作者: 三津田信三
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2019/01/18
- メディア: 文庫
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怖くはない。
乙一さんは安定のおもしろさ。
「山羊座の友人」は結末が想像できていたけれど、違ってほしいと思いながら読んで、違わなかったから悲しくなった。「もう二度と帰ってこなかった」彼は眼鏡がなくても気づけたよ。心の支えだったのに。私も彼女が好きだった。
「トランシーバー」もすごく悲しくて。忘れないけれど、ずっと背負っていくものでもないんだなって。ずっと引きずっていてほしいし、背負っていってほしい、毎日思い出してほしい。私が第三者だから、こんな風に思ってしまうんだろう。例えば私が妻とか、息子とか、あるいは近親者、友人ならば前を向いて歩いていくことを素直に応援することができたんだろう。何も関係ない第三者の視点に立つと、悲しくて。妻や息子が。絶対に彼女らは夫の理解者であるはずだけれど、私は彼女らの存在がどんどん小さくなることがすごく悲しかった。
いなくても、ちゃんといるのに。
最後の「エヴァ・マリー・クロス」の文章に驚いた。翻訳文読んでるみたいだった。すごく好き。読ませてくれてありがとう。
- 作者: 吉田修一
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- 発売日: 2018/11/22
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- 作者: 中村文則
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ただ内容は淡々としてて、誰のことも深く知れなかった。
- 作者: 三津田信三
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結構無理矢理感あったけど面白く読めた。
ところどころにあった、作家の進捗状況とか他の作品のところを説明する場面を読むと結構だらけるというか、興味ないからかしんどかった。短いけれど。
幽霊物件も怖かった。この人の作品では読むやつ読むやつよく追いかけられる。追いかけられるのがこんなに怖いのはこの著者くらいだきっと。
しかし割れ女はほんとに怖い。
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「これからの新生活で、ずっと楽しいことが一つも起きないなんて、ありっこないのだ。」少しだけ元気をもらえた。ありがとう。
- 作者: 中村文則
- 出版社/メーカー: 新潮社
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どれもこれもすごくよかった。ホラーもあるけど、人と人との繋がりも重視されてて。温かい気持ちになれる。
関守すごくよかった。実は守られてたんだって。実は守られてるんだろうなって。猿田彦さん、名前はよく聞くけど。なんか好きになったなあ。
水の声なんかは、やっぱり死んじゃったってひとりぼっちは悲しいよな、とか考えたり。リュウちゃんのお母さんはリュウちゃんのために悲しんで怒ってくれたけど、ササやんの家族はそうじゃなかったから、そんなの寂しいよな。
正邦さんが怖いけどいい人だったから、新しい家でも座敷童になってればいいなって思った。