そこから見ているだけでいいんですか

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今は新しい建物がある場所に、ほんの1年前には何があったのかを覚えていない。


とうとう卒業してしまった。結局のところ、みんな優しかった。
私は今までにないくらいたくさん失敗したし、恥もかいた。努力は怠ったし、優しくもできなかった。何度も終わらせようと思った。でもまだ、歩いていくのだな。

いいことをすると気持ちがいいし、いいことをされると気持ちがいい。

頑張るのが嫌いなくせに、頑張らなきゃいけないとき、誰かに「頑張って」と言ってもらいたいと思うなんて。本気で「頑張れ」と言い合える仲は特別だ。

でも、ひとりでも歩けるものなのだな。
たったひとりでここまで来たと思っていたら、きっと怒られるに違いない。

もう何処にも行けない子どもじゃない

心が痛くてロキソニンを飲む深夜。

徐々に死ぬ方法を検索してる。

ゴミになった気分だ。

ひとつ大きな悪いことがあると、それまで全然なんとも思ってなかったことまで悪いことに思えてくる。

昨夜は死ななかったし、切らなかったから、よく我慢したな。

久しぶりだ、こんな気持ち。

誰かに聞いてもらわなきゃ駄目になりそうな夜。
連絡する相手なんていなくて、久しぶりに吐きそうなほど泣いた。


それを望んじゃいけないことはわかってる。頑張れとか、頑張ったねとか、言ってもらいたかったとか。私が私の終わりを考えるのは別にいいけど、あなたが考えることではないでしょう。
外界に出てみて、家庭の狭小さに気づいた。どうしてこんな思いをするんだろう。何を言えば正解なのか考えながら暮らしている。どうしたら気持ちを損ねずに済むか。
小さい頃から、家庭は、思ったことを言っていい場所ではなかった。
昨日はしくじった。学生生活もやっと終わるし、やっと自立できるし、ちょっと気持ちが大きくなっていたんだと思う。でもやっぱりここにいたら私はゴミになるんだと思った。


結果じゃなくて、そのときの気持ちを知ってほしい。

もうここにはいられない。

生きるのは大変だった。